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「肩こり」は大人ならほとんどの人が経験した事のある症状ではないでしょうか。病気やけがなどで何か症状があるかないか、症状がある場合どういう自覚症状があるかを調べたところ、「肩こり」は男性では腰痛に次いで2番目に多く、女性では最も多い症状でした(「平成25年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)」により)。

肩こりは病名ではなく、症状です。肩から首の周辺の筋肉が緊張し、重苦しく感じる状態のことを言います。「痛い」、「重い」、「苦しい」、「だるい」、「張っている」、「ジンジンする」、「冷たい」など、人によって、感じ方もさまざまです。

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人間の肩の部分は、頭と左右の腕を支えています。そのうち、頭の重さはおよそ4KGです。本来、人間の背骨はS字のカーブを描いています。S字だからこそ、バネのように、クッションの役割をはたし、首にかかる負担を軽減させてくれる仕組みですが、ストレートネックになって、そのため、肩は余計の負担をかけてしまいます。その原因で、肩の筋肉が過労してしまい、痛みが出やすくなります。また、PC作業・デスクワークの場合は、長い時間で同じ姿勢を維持するため、肩が前方に傾くと肩甲骨のバランスが崩れてしまい、動きが悪くなります。

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筋肉とはゴムみたいなもので、伸びたり縮んだりするものです。そして「筋肉を使う」という時は、「筋肉が縮む」ということになります。長い時間同じ姿勢をとり続けると、筋肉は常時縮んでいて固くなっちゃってる状態に陥ります。運動不足のため、その緊張状態から解放できなくて、肩回りの筋肉が痛く感じます。また、精神的なストレスは自分の体を守ろうと働いて、自然と体全体に力が入ってします。そのため、筋肉が過度に緊張状態となり、凝り固まってしまうのです。

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肩こりや痛みを引き起こす大きな原因は、主に「血行不良」です。ストレスによる「気」の停滞、目の疲れ、身体の冷えなどが原因で体内の「血」がスムーズに流れなくなると、肩のこりや痛みが発生するのです。また、体内に「痰湿(たんしつ)(余分な水分や汚れ)」が溜まりやすい肥満体質の人は、ドロドロ血で血流が悪くなり、肩こりが起きることもあります。
また、血行不良のほか、自然界の邪気「寒邪(かんじゃ)」や「風邪(ふうじゃ)」が体に入り込むことで急性的な肩こりや痛みを感じることもあります。こうした症状ができたら、長期化する前に早めに改善するようにしましょう。そのうち、冷え症で肩こり女性に多いと思われがちですが、冷房の効いている室内で仕事をするサラリーマンの男性にも冷え性は多いとされています。冷えは末端だけでなく、より深部の内蔵の冷えも引き起こします。特に夏場は冷たい物を飲食し内臓を冷やす機会も多くなります。血流が滞り肩回りの血流も阻害されることにより肩こりが引き起こされるのです。
肩こりや痛みは深刻な病気ではありませんが、慢性化しやすく、ひどくなると頭痛やめまい、しびれなどを伴うケースも少なくありません。体の中に隠れている原因を探して、根本から解消するよう日頃の養生を心がけましょう。

こんな肩こりの方が来院されています。

  • 首・肩のコリがある
  • 肩が凝って、寝違いしやすい
  • 肩こりで、頭痛が出てくる
  • 肩が重くて、仕事に集中できない
  • 肩こりで、家事もつらい
  • 子育て中、肩こりがどんどん進んでいる など
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1)骨格のバランスをチェックし、むりなく歪みを調整します。

2)硬く縮んだ筋肉をほぐします。

3)経絡・ツボを刺激し、「気血水」のめぐりを整えます。

 

お客様ご自身の症状に合わせるコースをお選びください

真気導引整体院では、骨格⇒筋肉⇒経絡・ツボと体全体のバランスを整える施術が行われるので、施術時間が長ければより広範囲に、または、しつこくひどい痛みの改善や解消ができます。お客様ご自身の症状に合わせてコースをお選びください。

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肩こりの再発予防には、食生活習慣の見直しや体質改善、適当な運動などを組合わせて、ライフスタイルの見直しがおすすめです。