腰痛は症状であって、起こす原因によって、対処方法はさまざまだです。身体の中にどんなことがあるときに腰痛は起こるのだろうか。腰痛の種類に、症状や解消法を見てみましょう! 腰痛は、背骨(脊柱)とその周辺の筋肉などが原因で起こることが多いと言われています。脊柱は椎骨(ついこつ)が上下につながってできている。上の方から頚椎、胸椎、腰椎、仙椎(仙骨)、尾椎(尾骨)に分類されていて、腰痛の原因になるのは、主に腰の部分にある5個の腰椎と仙腸骨あたりです。特に、女性の場合は、妊娠や出産によって、仙骨と関わっている骨盤がゆがみやすいので、腰痛に至るケースが少なくありません。 真気導引整体では、橋本先生が首唱した「操体法」という体のバランス調整法の基本理念を取り入れて、お客様本人が持つ自癒力を引き出して、むりなく腰椎や仙骨などのアンバランス状態を改善し、痛みを解消します。また、この調整効果とつながって、肩こりや偏頭痛、膝の痛みなども改善しやすくなります。 腰痛と言っても、筋肉のアンバランス状態に陥るのは、筋肉を酷使することによるものもあり、骨格の歪みによるものもあります。 しかしながら、痛みがあるのに、X線撮影(レントゲン)などの画像検査では明らかな異常が見られず、原因をはっきりと特定できない腰痛をいいます。筋肉の損傷はレントゲンやMRI画像では確認することができません。 以下の症状・特徴が見られる場合、筋・筋膜性腰痛が発症している可能性があります。
いずれも筋肉が硬く縮んだ状態となっていますが、そのまま、この腰を休ませずに放置していると徐々に痛みが強まっていく傾向があり、突然強い痛みに襲われるぎっくり腰(腰の捻挫)が起こることもしばしばあります。 日常生活の中では、特に負荷がかかりやすく疲労がたまりやすいのが脊柱起立筋と大腰筋(腸腰筋)という二つの筋肉です。【脊柱起立筋】は背中から腰へ向かう太い筋肉で、体を前に倒した時に上半身の重みを支える役割を果たします。【大腰筋】は腸腰筋という骨盤まわりの筋肉の一部です。お尻の筋肉を引き上げて骨盤の位置を正常に保ち、腰が曲がって猫背にならないようにしています。また背骨や脊柱起立筋などの背中の筋肉を下から支える役割も持ちます。 長時間立ちっぱなしでいたり、中腰や前かがみの姿勢をとっていると、これらの筋肉に特に負担がかかり、酷使されることで縮んだまま伸びにくくなったり、筋肉が傷ついて炎症を起こします。 「気」は、生命のエネルギーのこと。元気、気力などの「気」です。神経機能を指すと言われます。「血」は、主に血液のことを指します。全身を巡って栄養を運びます。「水」は、血液以外の体液のこと。水分の代謝や免疫系などにかかわっています。この3つが全身を巡り、バランスが保たれていることで、私たちの健康は維持できています。このうちのどれかがアンバランス状態に陥いて、巡りが悪くなると、身体に不調をきたすことになり、痛みが出やすくなります。また、外部からの冷えを防ぐ働きも弱くなります。 「中医学」(漢方)では、肝の働きといえば、血液の貯蔵と血流量の調節があります。血液は飲食物や腎の生命エネルギーから作られて全身に運ばれますが、余ったものは肝にストックし、必要に応じてストック分を出し入れしています。これを蔵血(ぞうけつ)作用といいます。肝にストックした血が筋膜や筋腱を養うことで、正常な運動を行うことができます。 |
お客様のデータ:M.D.さん、33歳、プログラマー
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1)骨格のバランスをチェックし、むりなく歪みを調整します。 2)硬く縮んだ筋肉をほぐします。 3)経絡・ツボを刺激し、「気血水」のめぐりを整えます。 |
お客様ご自身の症状に合わせるコースをお選びください
真気導引整体院では、骨格⇒筋肉⇒経絡・ツボと体全体のバランスを整える施術が行われるので、施術時間が長ければより広範囲に、または、しつこくひどい痛みの改善や解消ができます。お客様ご自身の症状に合わせてコースをお選びください。 |
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腰痛・ギックリ腰は習慣性になる割合が高いです。その再発予防には、食生活習慣の見直しや体質改善、適当な運動などを組合わせて、ライフスタイルの見直しがおすすめです。